こだわり
こだわり
山形に降り積もった雪は、火山岩の地層で自然にろ過され、ミネラル豊富な雪解け水に。
お米づくりに欠かせない水に、この雪解け水を使うことでおいしいお米に育ちます。
山形には、奥羽山脈が連なっています。その山々が壁となり、オホーツク海や太平洋からの冷たい風を遮って、冷害からお米を守ってくれています。
もっちりとした甘みのあるお米に育つ条件の一つに、寒暖差があります。山形は盆地型気候といって昼夜の寒暖差が大きく、お米が栄養を蓄えるのに適している気候です。
お米は放っておくだけでは、おいしいお米にはなりません。よりよいものをつくるためには、天候にあわせた作業や肥料の適切な散布など、稲をしっかりと管理することが重要です。
当社では手作業はもちろん、ドローンや衛星画像など、デジタル技術を用いた『スマート農業』でも品質管理を行っています。
このことにより、すべてを手作業で行うよりも安定して高い品質のお米をつくることができます。
下ごしらえで料理の味が変わるように、おいしいお米を育てるには
「ひと手間の準備」がとても大切です。
こちらでは当社がこだわっているお米づくりの流れをご紹介いたします。
前回の収穫時期から厳選して保存していたお米を、種に使うために準備します。
中身がしっかりと詰まっている種もみを選りわけ、消毒を行います。
種もみが発芽するよう、発芽に必要な水分を含ませるために1週間ほど水につけておきます。
その後よく乾燥させ、育苗箱に均一にまいていきます。
種まきから数日して発芽した苗を、田植えができる大きさまで育てていきます。
あたたかいビニールハウスで、約2週間ほど苗を管理します。
苗が立派な稲穂に育つためには、田んぼの状態も大切です。田植え前に水を溜め、土を丁寧に均し準備します。
そこに12~15cmほどに成長し、緑化した苗を植えていきます。
山形県の自然の恵みを受け、夏から秋にかけて稲穂は大きくなっていきます。
その間にも水や肥料の調整・雑草対策などを行い、おいしいお米になるよう田んぼを管理します。
田んぼが緑から黄金色に変わる9月から10月に、稲穂の収穫を行います。
脱穀・乾燥、そしてもみ殻を取り除くもみすりを経て精米されたお米は、皆様の食卓へ。丹精こめてつくったお米を、ぜひご堪能ください!
私たち日本人の食事に、欠かせない存在のお米。毎日のように食べるものだから、「いつもスーパーで買っている」という方がほとんどではないでしょうか。
しかしそのような方にこそ、米農家直売のお米をオススメしたい理由があります。
スーパーのお米は消費者に届くまでに、農業協同組合などさまざまな場所を経由します。そのため小売業者(スーパー)に卸すまでの過程で、新米・古米関係なく混ぜられて販売されます。
対して米農家から直接購入する場合は、精米したお米を品種・収穫時期ごとに管理するのが基本です。だからこそ一口食べた瞬間に、味の違いを実感していただけることと思います。
当社では混じり気のない、おいしいお米を直接お客様のもとへお届けいたします。
味の違いを、ぜひお楽しみください!
お米を温かい場所で保管すると、虫が発生しやすくなったり、乾燥して酸化し、触感や味が悪くなってしまいます。
そのため、冷蔵庫という涼しい環境で保管することがお米をおいしく長持ちさせるコツです。
よりおいしく食べるには、少量ずつ購入し、精米後できるだけ早く消費することをおすすめします!
山形県生まれのブランド米『つや姫』をはじめ、数種類のお米を育てて販売しております。
こだわりぬいてつくった当社のお米を、ご家族やご友人の皆様とご賞味ください!